Gears of War 2 批評感想レビュー

GoW2は、1と同じ操作体系を持ちながら、体験は全く別のものになっている。良いか悪いかだと、好み……? ダイナミックな近距離戦が主体のデザインから、チマチマ遠距離戦が主体のデザインへの変化は、CoDじゃあるまいし、と突っ込みたくなり、やたらと長い乗り物シーン(しかも多い)はHALOじゃあるまいし、と突っ込みたくなる。それでも非常にGearsらしさ、や独特の魅力は健在で面白いには面白いのだけど(しかし乗り物シーンは二度目はごめんだね!)、敵に飛び込んでショットガンで脳みそボーン!が醍醐味だという固定観念の矯正には時間がかかる。

傍目には似たようなものだけど、中身は全く違う。1は1。2は2。ん、どこかで聞いたような話。そうだ、Geometry Wars(EVLOVED)のことか……。

Geometry Warsといえば、GoW2のHordeモードはかなりジオメトリっぽい。固定ステージで全方位から沸いてくる敵をひたすらブチ倒すだけの協力プレイモード。これが、マップが広くない、敵の数が非常に多い、というわけでガッツシ近距離戦が楽しめて最高!万歳!最大5人の協力プレイがメインだけど1人プレイが最悪鬼畜っぷりで超楽しい!

……と思っていた時期もありました。

50段階の難易度(単位はWAVE)の中で、10WAVE毎に体力がx2だったり攻撃力がx2だったりと、敵が強くなっていくわけで、普通に15WAVEぐらいから近距離戦とか無理!になってくる。やたら敵が硬いので、ショットガンで脳みそ吹っ飛ばして離脱、というわけにも行かず、前線に一人で出ようものなら中々敵を殺せない間に集中砲火されて死亡にしかならない。チームの協力第一、というわけで、ある程度固まって(あまり固まりすぎるとロケットランチャーで全員爆死しますが)集中砲火が一番。となると、当然ながら遠距離武器が主体になる。なんだ、キャンペーンと一緒。Horde、お前もか、みたいな心境になる。

ついでに28ぐらいからは硬い敵大量出現により、盾(GoW2からの新要素、ちょっとどころじゃなく微妙)によって出入り口を塞いだ籠城作戦がほぼ必須になってくる。少しでも表に出ようものなら袋叩きである。盾籠りマンセー。なわけはない。つまらない。難易度上昇を、敵をやたら硬くする、という方向にしちゃったのは萎えるなあ。物量+AI Directorという解決策で難易度をコントロールしたLeft 4 Deadはきっと傑作に違いない(体験版しかプレイしてないので何とも言えない、製品版は多分買うよ!日本版を「待つ意味がない」としても日本版を待つよ!)

とはいえ、アーケードスタイルの単ステージ全方位シューターの楽しさの可能性に気付かせてくれたのは大きい。このスタイルでのフォロワーを激しく望みます。協力プレイだけじゃなく1人プレイ用に充実したスコアアタックをつけてくれれば、なおいい、ではなくて必須。ようするにGeometry WarsのFPS/TPS版なわけです。ジオメトリのBizarre CreationsによるThe Clubが近いかな、というところなのだけどステージ制なところがちょっと……。ヘッドショットの精度を競う、的なのも違うかな、と。全方位物量ワサワサをひたすらブチ殺す式のシューターが望ましい。

ま、とにかく一人Hordeは独特の緊迫感があって楽しいのです。マップによって味わいが全然違うのも丸。私はこのマップが好き。それにしても残念なのはWAVE8ぐらいまでしかマトモにプレイ出来ないこと。それ以上は難易度が跳ね上がりすぎて一人じゃ対処しきれない(そもそも5人で必死にやってクリアするものだからね)

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Yoshifumi Kawai
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