2020年を振り返る

今年は前半が絶好調で、ConsoleAppFrameworkProcessXZStringZLogger、そしてUniTask v2と、凄い勢いでプログラミング的なクリエイティビティを発揮できていました。なので今年トータルとしてみれば良かったと言えます。

が、後半が絶不調で無。とにかく無。なんでこんな無になったのか分からないほどに無。コロナか、コロナが悪いんか。それも実際あるんですが、いや、というかそれが全てかなー。リモートワーク向いてないんすよー、みたいな。リモート前半で魂の貯金を使い切った。無が加速してからヤバいと思って自主リモート返納(自分だけオフィスワーク)に戻したんですが、それでもなんか違うんですよねえ。まぁ、言い訳なんですけどね!新環境に適応できない旧世代民には死あるのみ、って感じなので、来年は脳みそ入れ替えてやってきたいと思います。

この12月は、書く予定だったアドベントカレンダーも書けずにフィニッシュと最悪な感じですからねえ、終わりが全くしまらなかった結果、今年の印象としてはあんま良くない。でも客観的に一年通しで見たら、中々の成果を上げたとは言えます。

OSSがかなり出揃ったことで、Cysharpという会社の輪郭をはっきりさせられた年になりました。対外的には何やってる会社か分からない、まぁ実際そこは今もよくわからないと思うんですが、それでもC#の最先端を突っ走っている会社だというイメージは確固たるものになったのではないでしょうか。去年ではまだまだ足りてないと考えていたのですが、今年追加したOSS群によって、一つポジションを引き上げられたと思っています。

MagicOnionもv4になって .NET 5/Pure C# gRPC 対応を果たしましたし、今年は実際に採用しているアプリケーションがリリースされていったことで、よりCysharpの目指しているヴィジョンの現実感が出てきました。来年はそのヴィジョンをより鮮明にしていくことと、もうプラスαに仕込んでいるものがあるので、その辺の露出がうまくできるといいかなーと思ってます。

私個人の能力の成長という点でも、UniTask v2を始めとしてパワーある実装をやりきったことと、そこから深く学んだこともいっぱいあるので、まだまだ行けるぞという感じです。ちゃんとね、毎年成長してますよ。はい。人間、停滞=衰退ですから。

私は出したもののウケ度に割と拘るところがあるんですが、これは自分の感覚と市場の感覚が乖離していないかを測っているという面もあります。今日が誕生日でもうN回この振り返りも書いてるわけですが、そろそろ油断すると感性が腐る頃合いなんですよね。なんかピンとのズレたことを言い始めてしまうという。端的に言えばそれが老害というわけなんですが、自分も油断するとなりかねない。という危機感がそぞろ出てくるような頃合いでして。しかもね、そういうのは自覚がないわけですよ、本人は自覚がない!本人はイケてると思っているのが余計辛い!自覚がないからこそ老害なのだ。みたいなところがある。

と、いうわけで、客観的な指標が必要で、とりあえず今年はOKじゃないですかね。はい。

その他文化

今年のGame of the YearはDOOM Eternalですよね……!震えるほど面白いゲームって本当に数年単位で久々で、腐った感性を復活させてくれた神の救いですよ。というわけでマストバイ。(しかし超期待したDLCは微妙だった……)

今年のベストアルバムは中村佳穂のAINOUです。中村佳穂『AINOU』はなぜ2018年を代表する名盤なのか?とかって記事出てるように全然今年のアルバムじゃないんですが、聴いたのは今年だからshoganai。名盤。

読み物としては、ちょくちょく月刊専門料理を買ってて、これが面白いんですよね。料理とエンジニアリングは共通するものがあるとCooking for Geeksをはじめとしてよく言われるやつですが、それプラス経営的な話とかも中々身に沁みるものがあって良いわけです。あと、料理業界はまだまだ多分アナログなんですよね、だから紙の雑誌にも相応の密度がある。その点エンジニアの場合はウェブ媒体のほうが紙より良い状態なので、雑誌が面白くないんですよね(Web+DBとかもはやつまらんでしょ)。良くも悪くもですが、まぁもう進んでしまった業界は紙の媒体が面白くなることはないのでしょう。

来年

アドベントカレンダーネタは書いてないしGitHub Issuesもかなり手を付けてないのが残っちゃったしで、あんまりスッキリして来年を迎えられないんですが……!そのへんはなるはやですっきりさせたいとして、今年はCysharpの仕込みフェーズがとてもうまくいった。実際うまくいった。そして仕込みフェーズは終了。つまり来年はどーんといきましょう。というわけで、ぜひぜひ大躍進にご期待くださいな。

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Yoshifumi Kawai
Microsoft MVP for Developer Technologies(C#)

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