ライブラリ作成のすゝめ - 40以上のOSS作成事例から見る個人OSSによる効能とキャリアの開発
- 2020-07-09
去年に専門学校の学生さん向けに講演した資料で、それ以外には未発表のスライドです。デベロッパーのキャリアとしてのエモい話になっているのでデブサミ向けにいいかな、と思って公募したところ落ちた!(←微妙にショックだった)のでずっとお蔵入りで眠っていたのですが、このご時世ですし他で講演できるところもなさそうなので、ここで放出することにしました。
作ることが能力の向上に繋がり、キャリアにも繋がっていく。別にそれだけが唯一解ではないけれど、一つの道筋として力になれたらな、と思っています。
大量に作るというのは、いや、大量ではなくても、メンテナンスが回るわけじゃないから大変だったり、時に無責任に見えてしまう(そういうわけではないけれど大変なのです!ごめんなさい!)とか、Issueに埋もれてシンドイとか、そういう負の側面も色々あるのですけれど、それでもね、やっていくのはいいことだと思います。そしてやるからには、一つ一つには真剣に取り組むことが、大きなリターンを得るための秘訣かな、と。
Microsoft MVP for Developer Technologies(C#)を再々々々々々々々々受賞しました
- 2020-07-02
しました。多分10回目。Developer Technologiesというのが分かりづらくて嫌なのですが、C#です。一年ごとに再審査があって7月に一斉更新されるのですが、今年も継続です。
最近ちっともブログ書いてない気がしますが、Cygames Engineer's Blogに割とよく書いているので、なんだかんだでつまり結構書いています。Cysharpのほうでも、GitHub/Cysharpでの公開OSS数は15。総☆数も5000近くあるので、まだ設立2年に満たない会社ではありますが、結構存在感を示せていると思っています。もちろん全部C#。めっちゃC#に貢献してるやん。すごいえらい。
直近ではUniTask v2が大きな成果で、同時にC#はまだまだ突き詰められるなというのを実感しました。2年前の自分だとここまで書けなかったので、極めたなんてことはなく、まだまだ日々成長しています。Zシリーズ(ZString, ZLogger)も面白いですね。ConsoleAppFrameworkもばんばん使ってます。
Unity と .NET Coreが主軸というのは変わらず、そして両者を繋ぐ活動ができるのは世界に私だけ(能力的に、ではなくてアクティブに使命持ってやっている人が、ということですよネンノタメ)だと思っていて、OSSによる、C#の価値を広げていく、活用の幅を広げていくというのは引き続きやっていきたいことなのですが、もう一つ、会社としてもアクションを起こしていきたいと考えています。日本で、世界で大きなインパクトを出すためにも、まだまだ足りないことがいっぱいですから。
というわけかで引き続きC#の最前線で戦っていきますので、今年もよろしくおねがいします。