最速のC#の書き方 - C#大統一理論へ向けて性能的課題を払拭する

と、題しまして、CEDEC 2018にて講演してきました。

CEDEC 2018 最速のC#の書き方 - C#大統一理論へ向けて性能的課題を払拭する from Yoshifumi Kawai

今回、事前情報で事務局による誤記が漏れたり、当日のスポンサードの表記から分かる通り、縁がありこのセッションは某社にスポンサードいただきました。公募で落ちてしまい話したくても話せないというパターンも少なくない中で、このような形で枠を得られたのは、申し訳なさもありますが、同時に幸運でもありますので、いつになく気合を入れて仕上げてきました!(ほんと)。難易度はそこまで高いわけじゃない(実際、中辛で設定しました)ので、もっとdopeな話を聞きたい人には物足りなさもあるかもですが、C#というテーマだとあまり語られることのない、目新しい領域の話ですので、新鮮に聞いていただけた方も多いのではないかと思います。

会場も満員御礼で立ち見からの入場規制まで行きましたし、反響も資料は多くリツイートされましたし、反応もかなり良いようなので、かなり満足度高いセッションということでいいのではないでしょうか(多分!)。

謎のChapter4, 5, 6は勿論、最初から存在しない……!次回にご期待下さい。また来年。

Chapter 4: async/await Hackに関しては、来月9/15に行われる「Unity 非同期完全に理解した勉強会」にて話させていただく「Deep Dive UniRx.Async(UniTask)」に内容含まれますので、そちらに乞うご期待。ぜひ参加どうぞどうぞ、と言いたいところなのですがめちょくちょ埋まってしまっているので、ぜひ生放送のほうを見てください。

C#元年を始めよう

去年Uniteにて発表したC#大統一理論がかなりインパクトあったというのもあり、また、その波及効果なのかはさておき、最近手応えを感じ始めてきところでもあります。なのでまぁ、諦めたくないんですね、ここで踏み込んでいけばまだまだ行けるはずなんだ、という。

というわけかで、これは自分自身へのスローガンでもあり、あらゆる方向からアプローチしていこう、と。最初の方で冗談めいて言ってるトライアングル論法は、割と真面目な話でもあり、UniRxの強化(async/await, UniTask)は、よりサーバーサイドC#との親和性を高めていくことにも実は繋がっているのです。実は。

全方位で武器を磨き示すことによって、多くの人が合理的な判断としてC#を選択していく。そんな時代が作れるんじゃないか、始まるんじゃないか。そんな期待と、そのために色々やっていくぞ、という宣言なわけです。ほんと。

こういうの昔もなんかあったなー、と思い出すものがありまして、2012年にgloopsを辞めてからグラニが表に出る前の謎の空白期間があったのですが、その頃のような心境です。何か大きなことを仕込んでいて、やってやるぞ!という、あれそれです。

というわけで、外から見て私が何やってるかは完全に謎だとは思いますが、今後の私の活動にも期待しておいてくださいな。

Profile

Yoshifumi Kawai

Cysharp, Inc
CEO/CTO

Microsoft MVP for Developer Technologies(C#)
April 2011
|
July 2024

Twitter:@neuecc GitHub:neuecc

Archive